【全12種類】グラフィックボードの価格は低下傾向!?これまでの値動きを調査してみた。【2022年11月】

グラフィックボード

お世話になります。
シュール先輩と申します。

突然ですが、この記事を読んでいる方の中に、
グラフィックボードを買おうか悩んでいる方はいらっしゃいませんか?

グラフィックボードはPCでゲームや動画編集をする場合、
その快適さに直結する重要なパーツです。

しかし、グラフィックボードは決して安価ではありません。

2021年ごろから仮想通貨のマイニングにGPUが適しているということから、
グラフィックボードの需要が増大し、価格が高騰していました。

それが最近値下がりしてきたとの噂を聞き入れました!
どのような価格相場になっているのか実際に見ていきましょう。

グラフィックボードをいつ買おうか迷っている皆様の参考になれば幸いです。

この記事でわかること
・グラフィックボードのこれまでのAmazonでの価格
・全体から見て今の価格がどのような価格なのか
・グラフィックボードの値段が落ちているという話が本当か否か
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調査方法

今回はグラフィックボードの価格の値動きを、
Amazonで見ていきたいと思います。

Amazonの値動きの様子は「Keepa」というブラウザの
拡張機能を用いて新品価格の値動きを調査調査します。

グラフィックボードのメーカーは玄人志向で統一して、
同一メーカーで各GPUの値動きを見ていきます。

下記ページのNVIDIAのGPU搭載の製品を見ていきます。
https://www.amazon.co.jp/stores/page/0DB19721-2CD9-4D74-97F5-DCBD0041F8D0?ingress=2&visitId=a2ec7702-ef9c-47ea-8a0d-b58f377380d9&ref_=ast_bln

※現在の価格は2022年10月29日の価格です。

GTX1050Ti

現在の価格:20,000円
最高価格:38,800円(2021年5月25日)
最低価格:11,091円(2020年1月8日)

GTX1050Tiの新品の値動き

ゲーミングPCを組むのであれば最低限欲しいグラフィックボードです。

2019年の発売以来2万円を切る価格で推移していましたが、
2020年中にマイニング需要の増加に伴い、在庫が消滅。
2021年6月頃に在庫が復活した際には4万円近くまで価格が高騰しました。

以来、少しずつ価格が下がり現在は2万円まで落ち着いています。

GTX1660

現在の価格:25,800円
最高価格:78,000円(2021年11月26日)
最低価格:20,000円(2020年9月27日)

GTX1660の新品の値動き

2020年では2万円台での販売がされていましたが、
2021年前半に在庫がなくなって以来、3万円以上での販売が長く続きました。

現在では、2万円台での販売に戻っているため、
価格は落ち着いていることが分かります。

GTX1660Super

現在の価格:28,788円
最高価格:98,000円(2021年11月29日)
最低価格:19,999円(2020年6月11日)

GTX1660Superの新品の値動き

販売当初は2万円~3万円台での取引がされていましたが、
2021年で価格が暴騰しており、4万円以上での販売が続いていました。

2022年4月頃から価格が落ち着きを見せ始め、
現在では当初の販売価格に戻っている状況です。

GTX1660Ti

現在の価格:37,800円
最高価格:188,800円(2021年3月6日) 
最低価格:30,000円(2021年11月2日)

GTX1660Tiの新品の値動き

販売開始後は4万円台での販売となっていましたが、
2020年はほとんど在庫が枯渇し、情報を追うことが出来ませんでした。

2021年に在庫が復活した際には、約19万円となっていましたが、
徐々に価格は落ち着きを見せ、現在では4万円を下回る価格となっています。

RTX2060

現在の価格:44,102円
最高価格:66,980円(2022年1月17日)
最低価格:39,000円(2022年8月15日)

RTX2060の新品の値動き

こちらは2022年初頭に販売開始となっているため、
今年の価格推移を確認できるグラフとなっています。

平均的には右肩下がりのグラフとなっているため、
価格は落ち着きつつあるという状況です。

RTX3050

現在の価格:35,170円
最高価格:79,800円(2022年3月16日)
最低価格:30,283円(2022年10月13日)

RTX3050の新品の値動き

2022年初頭に販売開始し、5万円を超える価格となっていました。
当初は性能と価格が見合っていないというレビューも散見されましたが、
現在では価格も下がり。3万円台まで価格が落ちています。

RTX3060

現在の価格:48,283円
最高価格:112,000円(2021年5月19日)
最低価格:30,000円(2021年11月8日)

RTX3060の新品の値動き

これがあればある程度のゲームは何でもできると思われるRTX3060ですが、
2021年中は6万円を超える価格での販売が続いていました。

2022年に入ると諸島では価格が上がりましたが、
最近では価格も落ち着き、平均的に見ると現在が最低価格ラインといった状況です。

RTX3060Ti

現在の価格:61,500円
最高価格:139,800円(2021年6月25日)
最低価格:30,000円(2021年10月28日)

RTX3060Tiの新品の値動き

2021年7月の販売開始以来、7万5千円を超えた価格で推移をしていましたが、
2022年4月頃から、価格が低下し始めました。

現在では6万円台で価格が推移しており、
平均的に見ると現在が最低ラインとなっています。

RTX3070Ti

現在の価格:87,501円
最高価格:149,800円(2021年12月6日)
最低価格:76,780円(2022年9月21日)

RTX3070Tiの新品の値動き

全体的に右肩下がりのグラフとなっています。
発売が2021年10月というグラフィックボード全体が価格高騰をしている最中ということもあり、
10万円を超える価格となっていました。

しかし、2022年6月頃から価格が低下し始め、
平均的に見ると現在が最低ラインとなっています。

RTX3080

現在の価格:116,136円
最高価格:342,880円(2021年11月25日)
最低価格:114,490円(2022年9月20日)

RTX3080の新品の値動

発売後、10万円台後半での取引がされておりましたが、
2021年10月~2022年初めにかけて、価格が暴騰しました。

それ以降は徐々に価格は落ち、現在では発売後の価格を下回るような状況です。
平均的に見ると、現在が価格の最低ラインとなっています。

RTX3080Ti

現在の価格:160,967円
最高価格:1,286,793円(2021年6月27日)
最低価格:151,313円(2022年9月26日)

RTX3080Tiの新品の値動き

これまでの価格の履歴を拾っているため、嘘偽りはないのですが、
一度120万円という価格になったため、グラフもそれに合わせた状況となっています。

価格としては、2021年11月頃に少々値上がりしましたが、
以降、2022年3月頃から値段が下がり始めています。

RTX3090

現在の価格:176,267円
最高価格:598,880円(2021年2月22日)
最低価格:162,327円(2022年9月4日)

RTX3090の新品の値動き

そもそもの流通量が少なく価格が乱高下しやすいハイエンドモデルです。
2021年9月~2022年の初めのころまでは価格は高い水準を保っていましたが、
2022年4月頃から価格は下がり始め、現在では20万円以下で購入できるようになっています。

RTX3090Ti

現在の価格:648,800円
最高価格:648,800円(2022年10月11日)
最低価格:190,707円(2022年9月1日)

こちらも流通量が少ないからか、そもそもの値動きが少なくなっています。
現在は在庫がないからか価格は高い水準となっています。

まとめ・考察

12種類のグラフィックボードを見てみて価格についての私の考察は以下の通りです。

  • 2020年中から2021年にかけては価格は上昇傾向。
  • 2022年に入ったころから価格は低下を始める。
  • 2022年11月現在は平均的に見て価格が最低ラインにある製品が多い
  • 流通が少ないハイエンドモデルは突発的な価格上昇があるため注意が必要。
  • ローエンドモデルの価格は落ち着いているため、自作PCへの参入はしやすい。

以上5点となります。

相場としては2020年中ごろから2021年にかけては、価格が上昇傾向でしたが、
2022年に入り徐々に価格が下がり始めている状況がグラフからは読み取れました。

特に流通量の多いローエンドモデルに関してはその傾向が顕著で、
価格が最も低かった2019年の水準に近付いている状況です。

ハイエンドモデルは在庫の関係で価格の上下が激しく、
購入の際には常に注意が必要になると感じました。

グラフィックボードの価格は2020年以来最低ラインを迎えているため、
買い時として今は適していているかと思います。

しかし、今後はまた注意が必要になってきます。
円安の状況や、多くの物価上昇の波を受け、
全体的な価格上昇が起こる可能性があるためです。

グラフィックボードの購入をしたい、
自作PCをしてみたいと考えているからは
検討してみてはいかがでしょうか。

以上。
どうぞよろしく。

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