お世話になります。
シュール先輩と申します。
皆さま、Logicoolから発売されている
G502というゲーミングマウスシリーズをご存じでしょうか?
私はG502 LIGHTSPEEDというワイヤレスマウスを愛用しております。
精度の高さはもちろんのこと、人間工学に基づいた形状、
押し間違えの少ない適切な位置に配置されたボタンの数々、
更には11個のボタンをすべてプログラミングできるなど、
ゲーム・作業と多岐にわたって利用が出来る人気の高いマウスです。
この度、G502に新機種が登場すると発表がありました。
その詳細を見てみましょう。
【2022/10/28追記】
遂に日本での公式販売がリリースされました!
2022年11月24日発売予定となっています。
日本版Logicool公式ホームページ
忙しい人向けのまとめ
ラインナップは3種類
- G502 X 有線接続 9,900円
- G502 X LIGHTSPEED 無線接続 17,600円
- G502 X PLUS 無線接続+RGB装飾 19,800円
特長
- オプティカルとメカニカルスイッチのハイブリッド LIGHTFORCEスイッチを搭載
- 進化したLIGHTSPEEDプロトコルで68%も反応速度が上昇。電池効率も向上。
- 有線モデルは121g→89gの軽量化。無線モデルは114g→約100gに。
- 各モデルに白色追加
- DPIシフトボタンが物理的に調整可能
G502 Xシリーズのラインナップ
今回G502は「G502 X」としてパワーアップしました。
ラインナップとしては、3種類存在します。
- G502 X
- G502 X LIGHTSPEED
- G502 X PLUS
それぞれのスペックは以下の通りです。
G502 Xスペック
価格
- 9,900円
本体サイズ
- 重さ: 89 g
- 高さ:131.4 mm
- 幅:41.1 mm
- 奥行き:79.2 mm
技術仕様
- 最大5つのプロファイルが保存可能なオンボードメモリー
- PTFE マウスソール
- 13個のプログラマブルボタン
- 8-zone RGB lighting
- USB-C 充電ポート
トラッキング
- センサー: HERO 25K
- 解像度: 100 – 25,600 dpi
- 最大加速: >40G2
- 最大速度: >400 IPS(G240 Gaming Mouse Pad上でテスト)
- ゼロスムージング/アクセラレーション/フィルタリング
カラーリング
- Black
- White
付属品
- DPI-Shift ボタンカバー
- 取扱説明書
- ステッカー
G502 X LIGHTSPEED
価格
- 17,600円
本体サイズ
- 重さ: 99.7 g(Black), 101.5 g (White)
- 高さ: 131.4 mm
- 幅: 41.1 mm
- 奥行き: 79.2 mm
技術仕様
- LIGHTSPEED ワイヤレステクノロジー
- 最大5つのプロファイルが保存可能なオンボードメモリー
- PTFE マウスソール
- 13個のプログラマブルボタン
- USB-C充電ポート
- 電池寿命: 140時間(通常使用)
トラッキング
- センサー: HERO 25K
- 解像度: 100 – 25,600 dpi
- 最大加速: >40G2
- 最大速度: >400 IPS(G240 Gaming Mouse Pad上でテスト)
- ゼロスムージング/アクセラレーション/フィルタリング
カラーリング
- Black
- White
付属品
- DPI-Shift ボタンカバー
- USB-C 充電ケーブル
- LIGHTSPEED USB-A レシーバー
- レシーバー延長アダプター
- 取扱説明書
- ステッカー
G502 X PLUS
価格
- 19,800円
本体サイズ
- 重さ: 106 g
- 高さ: 131.4 mm
- 幅: 41.1 mm
- 奥行き: 79.2 mm
技術仕様
- LIGHTSPEED ワイヤレステクノロジー
- 最大5つのプロファイルが保存可能なオンボードメモリー
- PTFE マウスソール
- 13個のプログラマブルボタン
- 8-zone RGB lighting
- USB-C充電ポート
- 電池寿命: 120時間(通常使用)/37時間(RGB使用時)
トラッキング
- センサー: HERO 25K
- 解像度: 100 – 25,600 dpi
- 最大加速: >40G2
- 細田速度: >400 IPS(G240 Gaming Mouse Pad上でテスト)
- ゼロスムージング/アクセラレーション/フィルタリング
カラーリング
- Black
- White
付属品
- DPI-Shift ボタンカバー
- USB-C 充電ケーブル
- LIGHTSPEED USB-A レシーバー
- レシーバー延長アダプター
- 取扱説明書
- ステッカー
ラインナップのスペック比較
有線接続のG502 X
無線接続のG502 X LIGHTSPEED
無線接続でRGBの装飾が付いたG502 X PLUS
といったラインナップになります。
既存のG502シリーズのスペック
少し寄り道して、既に発売されているG502シリーズのスペックも見てみましょう。
新しいG502Xシリーズとの比較にどうぞ。
公式ホームページを参考に記載をしておりますが、若干表記がG502Xシリーズと異なるのでご注意をいただけますと幸いです。
G502 HERO
本体サイズ
- 高さ: 132mm
- 幅: 75mm
- 奥行き: 40mm
- 重量: 121g(マウスのみ)
- 追加重量(オプション): 最大18g(5 x 3.6g)
- ケーブル長: 2.10m
トラッキング
- センサー: HERO
- 解像度: 100~25,600dpi
- ゼロスムージング/アクセラレーション/フィルタリング
- 最大加速: >40 g(G240 Gaming Mouse Pad上でテスト)
- 最大速度: >400 IPS(G240 Gaming Mouse Pad上でテスト)
感応度
- USBデータフォーマット: 16ビット/軸
- USBレポートレート: 1000Hz(1ms)
- マイクロプロセッサ: 32ビットARM
耐久性
- PTFEフィート: >250km(G240 Gaming Mouse Pad上でテスト)
その他の特徴
- オンボード メモリ: 最大5つのプロファイルを保存可能
- LIGHTSYNC RGB: 1ゾーン
付属品
- オプションの3.6gのウェイト5個とケース
- 取扱説明書
G502 LIGHTSPEED(G502 WL)
本体サイズ
- 高さ: 132mm
- 幅: 75mm
- 奥行き: 40mm
- 重量: 114g マウスのみ
- 追加重量(オプション):最大: 16g
トラッキング
- センサー: HERO 25K
- 解像度: 100~25,600dpi
- ゼロスムージング/アクセラレーション/フィルタリング
- 最大加速: >40 g(G240 Gaming Mouse Pad上でテスト)
- 最大速度: >400 IPS(G240 Gaming Mouse Pad上でテスト)
感応度
- USBデータフォーマット: 16ビット/軸
- USBレポートレート: 1ms(1000Hz)
- ワイヤレス レポートレート: 1ms(1000Hz)
- ワイヤレステクノロジー: LIGHTSPEEDワイヤレス
- マイクロプロセッサ: 32ビットARM
耐久性
- PTFEフィート: 250km(G240 Gaming Mouse Pad上でテスト)
- 電池寿命(連続使用)4
- デフォルトライト: 最長48時間
- ライトなし: 最長60時間
その他の特徴
- ワイヤレステクノロジー: LIGHTSPEEDワイヤレス
- 高速スクロールホイール
- POWERPLAY対応
- オンボード メモリ
- LIGHTSYNC RGB: 2ゾーン
- メカニカル ボタン テンショニングシステム
付属品
- LIGHTSPEED™ワイヤレスレシーバー
- レシーバー延長アダプター
- 充電/データケーブル
- アクセサリーケース
- 2gのウェイトx4
- 4gのウェイトx2
- 保証書、保証規定
G502 Xシリーズの特長
- LIGHTFORCEスイッチ
- 新しくなったLIGHTSPEED
- 軽量化
- 白色追加
- DPIシフトボタンが調整可能に
LIGHTFORCEスイッチ
G502 XにはLogicoolのゲーミングマウスで初めて、
LIGHTFORCEスイッチを採用しています。
こちらのスイッチは新しくLogicoolが開発した、ゲーミングマウス向けのスイッチとなっており、
今後の新製品にも搭載される可能性が大きいです。
どんなスイッチか、海外版の公式ホームページを翻訳しました。
ライトフォース・スイッチは、オプティカルとメカニカルのトリガーを一体化して設計された製品です。その結果、前例のないスピード、精度、信頼性を備えた究極のゲーミングパフォーマンスと、非常に明確な作動フィードバックを実現しました。
オプティカルとメカニカルの利点が組み合わされ、これまでにないゲーミングマウス体験が可能になります。独自のLIGHTFORCEハイブリッドスイッチは、信頼性の高い超低遅延の光学式操作と、鮮明で触感の良いクリック感を実現する機械式の最高の特性を備えています。オプティカルとメカニカルが一緒になり、最適化され、相乗効果を生み出します。
公式ホームページを翻訳
https://www.logitechg.com/en-us/products/gaming-mice/g502-x-plus-wireless-lightforce.910-006160.html
オプティカル(光学式)スイッチとメカニカルスイッチを組み合わせたスイッチが
LIGHTFORCEスイッチとのことです。
オプティカルスイッチはRazer製品やSteelSeries製品などで採用されていますが、物理的な接点を持たず、光で入力を検知するため、入力の検知が高速(=低遅延)になるという特徴があります。
しかし接点を物理的に持たないため、入力の際の物理的なクリック感が少ないという欠点もあります。
LIGHTFORCEスイッチでは、そのオプティカルスイッチにメカニカルスイッチのクリック感を加えることで、超高速な入力かつ、明瞭なクリック感を両立させているようです。
このスイッチがG502 Xシリーズすべてに搭載されています。
新しくなったLIGHTSPEED
無線接続であるG502 X LIGHTSPEEDとG502 X PLUSの接続には
新しくなったLIGHTSPEEDプロトコルが採用されています。
かつてのG502 LIGHTSPEEDでもLIGHTSPEEDが採用されていますが、進化しているとのことです。
海外版の公式ホームページを翻訳しました。
プロ仕様の接続性で、プロトコルが更新され、前世代より68%速い応答速度を達成しました。また、LIGHTSPEEDテクノロジーの驚異的な効率性により、G502 X PLUSはRGBオフで最大120時間、RGBを常にオンに設定した場合は37時間のバッテリーライフを実現します。
公式ホームページを翻訳
https://www.logitechg.com/en-us/products/gaming-mice/g502-x-plus-wireless-lightforce.910-006160.html
無線接続の改善がなされたことで、更に応答速度が向上し、電池効率も向上
したとのことです。
G502の時点で遅延を体感したことはありませんでしたが、より安定したということでしょうか。
無線マウスの永遠の課題である、電池持ちについても上昇している点は素晴らしいですね。
G502 X PLUSでRGBオフだと一日5時間利用で24日持つ計算です。
充電の心配は必要ないかもしれません。
軽量化
G502シリーズの最大の課題としては、
重い
ということでした。
近年ゲーミングマウス業界では「軽量化」が流行しています。
同じLogicoolでもG PRO X SUPERLIGHTが63gなど50g台~70g台のマウスが多く登場しています。
G502はというと、、、
- G502:121g
- G502 LIGHTSPEED : 114g
最近の軽量マウスと比較すると2倍近く重いマウスとなっています。
今回G502 Xシリーズでは
- G502 X : 89 g
- G502 X LIGHTSPEED : 99.7 g
- G502 X PLUS : 106 g
多少の軽量化が実現されています!
多ボタンのマウスとなるため、超軽量にすることはさすがに難しいですが、
20g~30g程度の軽量化がなされています。
特に有線接続のG502 Xの軽量化は著しいため、
マウスバンジーなどで運用すれば、
ゲーム・作業ともに使える神マウスとなるかもしれません!
白色追加
G502シリーズでは黒色のみで展開されていましたが、
遂に白色がラインナップに追加されました!
白色のデバイスが最近は増えてきており、
白色のゲーミングPCパーツも増えてきています。
デスク上のトータルコーディネートをしたい方には待望の追加となりました!
全機種に追加されましたので、好みに合わせて黒、白から選択することが出来ます。
DPIシフトボタンが物理的に調整可能
G502にはマウスのサイドボタン付近に「DPIシフトボタン」が搭載されています。
こちらはデフォルトで、
「押している間だけ、任意のマウス感度に変更することが出来る」
といった機能を搭載したボタンとなります。
※他機能に変更することも可能
こちらのDPIシフトボタンを取り外して親指に近づけ、押しやすくすることや、
付属しているボタンカバーに付け替えることで使用しないようにすることが出来るようになりました。
私は手が大きいため、使用に不便さを感じませんでしたが、
人によっては自然には押しづらい位置にあるため、その点を改善したアップデートとなります。
おわりに
以上がG502 Xの情報となります。
日本語のホームページがまだ公開されておらず(2022/9/2時点)
日本での発売もまだ未定となっているため、待ち遠しいものです。
日本でのリリースも正式に発表されましたね!
円安の影響か少しばかり高い印象は残りますが、
名作G502の新型ということもあり、Twitterの反応はかなり大きいようです。
現行のG502は設定できるボタンの多さから、動画編集などで使用しています。
軽量マウスに触れてしまうと重く感じてしまうかもしれませんが、
作業にゲームにと大活躍すること間違いないマウスなので、
欲張りな方に是非。
以上。どうぞよろしく。
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