お世話になります。
シュール先輩と申します。
日々ゲーミングデバイスをネットで眺めているのですが、
中々につよつよなキーボードが登場したみたいなのでご紹介いたします。
それは、こちら。
SteelSeries APEX PRO MINI
https://jp.steelseries.com/gaming-keyboards/apex-pro-mini-wireless
こちら、伝説の「最速キーボード」として名高い
SteelSeries APEX PROキーボードの60%レイアウト版でございます。
これまで、フルサイズのSteelSeries APEX PRO、
テンキーレスサイズのSteelSeries APEX PRO TKLが発売されていましたが、
そこに60%レイアウトの小型サイズが仲間入りです。
しかも、小型になっただけでなく、さらに高速になり、
機能も追加されているとのこと。
詳細を見ていきましょう。
詳細
ラインナップ
SteelSeries APEX PRO MINIは2種類登場するとのことです。
SteelSeries APEX PRO MINI
https://jp.steelseries.com/gaming-keyboards/apex-pro-mini
SteelSeries APEX PRO MINI Wireless
https://jp.steelseries.com/gaming-keyboards/apex-pro-mini-wireless
名前の通り、有線タイプと無線タイプの2種類になります。
APEX PRO MINIは取り外し可能USB Type-Cケーブルでパソコンに接続。
APEX PRO MINI Wirelessは同様なUSBケーブルに加え、
2.4 GHzのUSBドングルでの無線接続、さらにはBluetoothにも対応とのことで、
かなり幅広く使える様子です。
価格
日本円でのお値段は発表されていませんが、
- SteelSeries APEX PRO MINI 219.99ドル
- SteelSeries APEX PRO MINI Wireless 279.99ドル
単純に最近(2022年7月ごろ)の為替1ドル=136円計算をすると、、、
- SteelSeries APEX PRO MINI 219.99ドル→約30,000円
- SteelSeries APEX PRO MINI Wireless 279.99ドル→約38,000円
といった具合です。
値段もつよつよです。
公式HPからは海外輸入で購入できるようですが、
輸送費で約30ドル=4,080円が追加になるようです。。。
円安やばいな。
サイズ
サイズやらデザインは以下の通りです。
幅 | 293 mm |
奥行 | 103 mm |
高さ | 40.3 mm |
重量 | APEX PRO MINI:610g APEX PRO MINI Wireless:543g |
高さ調節 | 3段階ラバーフィート |
照明 | キーごとのRGBイルミネーション |
やっぱり60%レイアウトは小さくて机のスペースもスッキリしますね。
キーとしては、テンキーや矢印キー、ファンクションキーが無くなっています。
しかし、キーキャップの側面に失われたキーの機能が書かれており、
ファンクションキーを押している間はこれらの機能が利用できるといった仕様です。
通常の作業などには慣れが必要ですが、マウスをブンブン振れるようになるため、
ゲームをする時には最高のキーレイアウトです。
APEX PRO MINIの背面には、キーキャップを取り外すためのアレが収納できるようです。
スペック
スペックは以下の通りです。
APEX PRO MINI・APEX PRO MINI Wireless共通項目
キースイッチ | 調整可能なOmniPoint2.0メカニカルスイッチ |
スイッチ定格 | 1億回のキープレスを保証 |
オンボードメモリ | 5つのカスタムプロファイル |
プロセッサー | 32ビットARM |
調整可能な作動ポイント | 0.2~3.8mm |
接続 | 取り外し可能USB Type-C |
APEX PRO MINI Wirelessのみ
接続 | ケーブル 2.4 GHz 無線 Bluetooth |
バッテリー寿命 | 30時間(ワイヤレス) 40時間(Bluetoothとデフォルトの照明を使用) |
この中で特筆すべきはキースイッチについてです。
元来のAPEX PROはこのキースイッチが優秀で、「最速キーボード」と言われていました。
今回APEX PRO MINIになって、サイズが小さくなっただけでなく、
このスイッチも新しくなっているとのことです。
特徴としてこの後、ご紹介していこうと思います。
特徴
今回、APEX PRO MINIではキースイッチにOmniPoint 2.0メカニカルスイッチを搭載しています。
元来のOmniPointスイッチからさらに進化し、
APEX PRO MINIはただの小型化にとどまらない進化を果たしているようです。
これまでのOmniPointメカニカルスイッチ
これまでのOmniPointスイッチのスペックを見てみましょう。
- 作動点:0.4mm~3.6mm
- レスポンスタイム:0.7ms
多分何のことだかよくわからないと思いますので、説明いたします。
キーボードは、入力をする際、キーキャップを指で押して、
作動点が存在する深さの分押し込むと、入力が認識されます。
つまり、「どれくらい深く押し込むと反応するか」が「作動点」
作動点を経過した後、「押し込んでから反応がするまでの時間」が「レスポンスタイム」となります。
作動点が浅ければ浅いほど、押し込む必要が少なくなるので入力は「速くなります」
レスポンスタイムが小さければ小さいほど、
入力してからの反応が早くなるので入力がは「速くなります」
ここで、標準的なメカニカルスイッチの作動点とレスポンスタイムを見てみましょう。
- 作動点:2.0mm
- レスポンスタイム:6.0ms
つまり5倍速く作動して、8倍くらい速く反応するのです。
ほら、APEX PROは速いでしょう?
OmniPointスイッチの特徴なのですが、作動点の深さを変えることが出来ます。
作動点が浅いと、高速な入力ができるようになるメリットがある反面、
誤入力が増えるというデメリットも生まれます。
軽く触っただけでも反応してしまいますからね。。。
そのため、OmniPointスイッチではこの作動点を調整できるようになっており、
自分のキータッチのスタイルに合わせた調整が出来るのです。
これらの配慮もあることで、最速キーボードと評価を貰ってきたのです。
OmniPoint2.0メカニカルスイッチ
入力速度
さて、OmniPoint2.0となることでこのスペックはどうなったのでしょう。
- 作動点:0.2mm~3.8mm
- レスポンスタイム:約0.55ms(詳細な記載なし)
最小作動点が半分になり、上にも0.2mm増えています。
本当に軽く押せば反応するようになりました。
これは高速です。
レスポンスタイムは詳細な数字の記載がありませんが、
ホームページに「従来のスイッチと比較して11倍の速さ」と書いてあることから、
6.0/11=0.54545454…と計算して、約0.55msとなると思います。
これはこれは高速です。
- 作動点:0.4mm~3.6mm → 0.2mm~3.8mm
- レスポンスタイム:0.7ms → 約0.55ms
順調に進化していますね。
2-in-1アクションキー
おまけに追加機能が出ました。
こちらは、「1つのキーに2つの動作を割り当てることが出来る」というものです。
複数の動作の切り替えのポイントとなるのは「押す深さ」です。
例えば
浅くWを押したとき→歩く
深くWを押したとき→走る
といったように、押す深さに応じて2つのアクションをプログラミングが出来るのです。
実はこちらの機能はRazerのキーボードにもあったりするので、併せて参考にしてください。
https://www2.razer.com/jp-jp/technology/razer-analog-optical-switch
まとめ
さて、最速と言われた伝説のキーボードの60%レイアウトバージョン、
APEX PRO MINI、APEX PRO MINI Wirelessいかがでしょうか。
単なる小型化ではなく、
OmniPoint2.0メカニカルスイッチの搭載によって、
さらなる高速化や独自機能を加えての登場です。
公式のホームページから購入ページに進むことが出来ますが、
2022年7月11日現在は英語配列のみ在庫有りのようです。
日本語配列は在庫が無いようで、
販売開始したらメールをお届けする登録ができるようです。
国内市場で流通し始めるのが楽しみですね。
以上、どうぞよろしく。
2022/7/31追記 発売日と価格情報
日本国内での発売日の発表がありました!!
- SteelSeries APEX PRO MINI 8月5日(金)発売
- SteelSeries APEX PRO MINI Wireless 9月2日(金)発売
また、Amazon等の販売店での予約もスタートしています。
Amazonでの価格は、、、(Amazonのリンク貼っておきます。)
- SteelSeries APEX PRO MINI 29,480円(税込み)
- SteelSeries APEX PRO MINI Wireless 39,180円(税込み)
円安の影響か、かなり高いですね!!
進化した高速入力を体験したい人は予約してみてはいかがでしょうか。
以上、どうぞよろしく。
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